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ご 挨 拶



中国地質調査業協会島根県支部
支部長 石倉 昭和


  平素より中国地質調査業協会島根県支部の活動に対しましてご高配を賜り、誠に有り難うございます。

  中国地質調査業協会島根県支部は、昭和37年6月9日島根県の4社が、中国四国地質調査業協会の創立に参加したことが始まりとなります。

  昭和42年度には、会員企業も次第に増加してまいりましたので島根県会員企業10社、鳥取県会員企業5社の計15社で中国四国地質調査業協会山陰支部を結成し支部活動も盛んになって参りました。その後、鳥取県が分離独立したため、昭和49年度に中国地質調査業協会島根県支部と名称を変更し今日に至っております。

  昭和52年には、地質調査業が中小企業近代化促進法に基づき、構造改善事業の業種に指定され、昭和53年始め頃から、構造改善事業を実行に移すため支部の事業の一環として準備を始め、検討資料の収集、アンケート等によって会員の意志統一を図り、特に各社が従来難渋していた設備投資の割に稼働率の悪い土質試験と地すべり対策工事に使用する材料等を共同購入する協同組合を設立することになり、昭和55年6月5日に(協)島根県土質技術研究センターの開設に至りました。

  (協)島根県土質技術研究センターは、平成13年に設立21周年を迎え、10月31日に松江市の「ソフトビジネスパーク島根」に新築移転し、新たなる21世紀に向けて新規事業「しまね地盤情報配信サービス」を立ち上げています。私どものエンドユーザーである市民・県民を対象とし、「産」「官」「学」「民」を統合した市民・県民に喜んでいただける事業にしたいと考えております。

  また、私ども中国地質調査業協会島根県支部では、地質調査従事者の技能啓発を推進するとともに、地質調査技士の育成のために、各種講習会並びに研修会等を積極的に開催しております。

  その他、協会員と技術士会・島根大学の交流を目的とした「技術者交流会」、官公庁の土木部や農林水産部等の若手職員に地質調査業及び土質試験に対して理解を深めてもらうことを目的とした「技術講習会」、ボーリングマシンの安全な運転に関する知識を習得することを目的とした「安全衛生特別教育講習会」などを開催しております。

  令和4年5月現在の中国地質調査業協会島根県支部の会員は21社であり、引き続き会員一同一丸となって、社会的責任を果たし、顧客の信頼に応え、地質調査業のより一層の地位向上を図る為に精進努力して行く所存でございますので、今後ともご指導ご支援頂きますようお願い申し上げます。